恋愛とミステリーとユーモア、スペインの歴史が混じり合った作品です。

Carlos Ruiz ZafのThe Shadow of the Window

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The Shadow of the Window

The Shadow of the Windowはスペインの小説家Carlos Ruiz Zafによるミステリーです。
2001年にスペインで発表されフェルナンド・ララ小説準賞、リブレテール賞、バングアルディア賞を受賞しました。

 

日本では2006年に訳本「風の影」が発売され、2007年には「このミステリーがすごい」4位に選ばれました。

 

あらすじ

終戦後の1945年スペインのバロセロナが舞台。
幼い頃に母を亡くしたDanielは11歳の誕生日の朝に父親に「忘れられた本の墓場」に連れていかれる。本を一冊選ぶように言われた彼は「The Shadow of the Window(風の影)」を選ぶ。
この本に魅了されたDanielは作者のJulian Caraxによって書かれた他の本を探し始める。
しかし彼の本は一冊も見つからずCaraxはすでに他界していた。
Caraxに興味を持ったDanielは彼の過去を探っていく。その過程でDanielはたくさんの人に出会うことになる。
尊敬する父の新たな一面、一生ものの友情、本物の愛。
Caraxの人生は悲劇的なものだった、しかしDanielはCaraxの人生に取りつかれて離れられなくなってしまう。そして彼と同じ様に悲劇的な人生を歩み始めそうになる。
前半の謎が後半で明らかになる。

 

 

感想

書籍購入前にAmaoznなどであらすじを読むと、少年が冒険を通して成長する的なイメージをもちました。しかし実際は恋愛とミステリーとユーモア、スペインの歴史がまじった作品です。とても面白いです。序章は物語が展開せず少し飽きを感じました。しかし後半に入りストーリーが展開すると前半の伏線がつながります

 

英文についてですが、原著がスペイン語とためかところどころわからない単語がでてきました。
比喩表現は複雑ですんなり理解することは難しかったです。
ストーリーに影響が少なかったので読み飛ばしてしまいました。
影響がある場合もありましたが前後の文章から検討をつけて読み進められます。
文章と単語は簡単ではありませんがストーリーが抜群に面白いのでこの本は絶対おすすめです。原書にはバロセロナの地図が載っていますので、それと照らし合わせながら読み進めていくとバロセロナのイメージが膨らんでさらに楽しく読めると思います。

 

 

まとめ
  • The Shadow of the Windowはストーリーが抜群におもしろい
  • バロセロナの風景を想像しながら読むと楽しめる

 

海外書籍を読むのであればタブレット等の電子書籍の活用もおすすめです。